はじめにお読み下さい
車の査定前に知っておきたいこと
まずは①一時抹消をしましょう。
車検が1か月以上残っていれば②自賠責や③自動車重量税が戻ってきます。
① 自動車税(都道府県税)、軽自動車税(市町村税)
年度ごとの自動車税は年度初めに支払っていますね。年度の途中で一時抹消等をすると、月割りで自動車税(県税)の還付を受けられます。例えば5月に一時抹消等をすると、6月から翌年の3月までの10か月分の自動車税(県税)が還付されます。
(軽自動車税は払いきりですので、還付されません)
② 自賠責保険(強制保険)
車検時に納入した自賠責保険は、月割りで返戻を受けられます。例えば5月に廃車で一時抹消し、9月まで自賠責が残っていれば、6月~9月の約4か月分の自賠責保険が返戻できます。詳しくは個別の損保へお問い合わせしてください。
③ 自動車重量税(国税)
車検時に納入した自動車重量税(国税)は、使用済み自動車としてリサイクルする場合に限り、月割りで還付を受けられます。(中古車売買の場合、還付されません)解体届出(または永久抹消申請)を、最寄りの陸運支局等へ還付申請する必要があります。起算の初日は、①車検証を返納した日②引取業者が引取報告した翌営業日、いずれか遅い日になります。
④ 自動車リサイクル料金(参考)
中古車売買(リサイクル料金預託済みの車)の場合、新所有者から、車両価値金額に加えリサイクル預託金相当額を中古車売買代金の中に含めて支払ってもらう必要があります。
車の査定の際、車両価値金額に、上記4点が含まれているかどうかを把握しておくと、交渉がスムーズになります。 廃車の場合は①②③ 中古車の場合は①②④がチェックポイントです。引き取る側は、使用済み自動車として引き取るか、中古車として再販するかの判断が、極めて重要であり、最終所有者の意志も確認し、明確化しなければなりません。当店は中古車として引き取ることは、まずありません。車両価値金額(=当店がお支払いする廃車買取価格)とは別に①②③を最終所有者がもれなく受け取れるよう、廃車手続きのアドバイスをしています。 中古車として売りたい車でも、査定にリサイクル料金が含まれているかどうか?などを知ることで、場合によっては使用済み自動車として引き取ってもらったほうが自動車重量税が還付され、中古車よりも高く引き取ってもらえる可能性もあります。
陸事(陸運局)ってどこにあるんですか?
廃車処分を依頼される際、「陸事ってどこにあるんですか?」と尋ねられることがあります。 愛媛では、普通車なら「33号線を南に走って、高速の高架をくぐり、砥部町に渡る橋の手前です。」軽自動車の 場合は「久米窪田の交差点から久谷方面に走って、うどんの瓢月さんの交差点を右折してください。」それでもわかりづらいときは、google地図を見せて説明します。
四国運輸局愛媛運輸支局(本庁舎)と軽自動車検査協会愛媛事務所の地図です。当店では廃車買取の清算後、廃車手続きが、皆様ご自身の手でできるよう、詳しいアドバイスをしております。廃車の引き取り完了後、お気軽にお尋ねください。本当にわかりやすいですよ。
廃車手続きが先か?引き取りが先か?
よくお問い合わせがあります。 結論:どちらが先でもいい 自走で持ち込みの場合、ナンバーを付けてきますので、引き取りが先になりますね。ナンバーは当店で外し、依頼者にその場でお渡しします。訪問引き取りの場合、廃車手続きを先にしてから引き取り依頼をいただいても、引き取りを先にしてその後に廃車手続きをしてもかまいません。どちらが先でもいいです。 軽四のナンバーは10ミリのスパナ(または太目のプラスドライバ)で簡単に外せます。が…普通車の後部ナンバーは封印が施してありますので、簡単には外れません。訪問引き取りの際、封印が簡単に外せる状態であれば、その場でナンバーを外して依頼者にお渡しできます。
普通車等を月末から月初めをまたいで廃車にする場合、月末に一時抹消手続きをしておけば、自動車税(県税)が1か月分お得になります。 軽自動車税(市町村税)は月割り還付がないので、年度内であれば、廃車手続きの時期に関し、あまり神経質になる必要はありません。